終戦直後の日本では、兵役からの復員や外地からの引揚げなどで都市人口が増加したが、配給制度が麻痺状態に陥った。都市部の人々は食糧や物資が圧倒的に不足していた。 駅前などに空襲による焼跡や建物疎開による空地が不法占拠され中古の日用品、農家から野菜や穀物・イモなどの食糧など、各人がてんでに持ち込んだ品を扱う市場が成立した。
闇市では法外に高い価格で物品や食糧が取引きされた。庶民はどうしても必要なものはそこで手に入れるしかなく、品物は飛ぶように売れた。